魔女の宅急便の舞台「ドゥブロヴニク」

アドリア海の真珠と言われるドゥブロヴニクは、クロアチアを代表する観光地です。城壁で囲まれた街並みが有名ですが、この城壁は全長1940mあり、高さは最高で25mとなります。この街の起源は614年、西ローマ帝国の崩壊がきっかけとなり、城壁は8世紀頃から築かれ、現在の形になったのは15~16世紀にかけての大工事によります。1979年に世界遺産に登録されましたが、1991年のユーゴスラヴィア内戦時には「危機にさらされている世界遺産リスト」に載るほど街が破壊されました。その後は精力的な復興により、現在は紛争の痕跡は見られず、世界中からの観光客で賑わっています。

ドゥブロブニク旧市街 スルジ山からの眺め

旧市街の裏手にあるスルジ山にはロープウェイで登ることができ、旧市街を一望することができます。アドリア海と城壁に囲まれた旧市街の眺めはとても素晴らしい旅の思い出となることでしょう。

ドゥブロブニク旧市街
ドゥブロブニク旧市街 城壁からの眺め

旧市街の城壁は有料ですが登ることができ、1周あたり1.5時間程度となりますが、オレンジ色の屋根とアドリア海の青色の眺めは様々な表情を見せてくれます。また、旧市街はコンパクトなサイズながら、17世紀頃に建築された教会や石段の路地を散策するなど、ゆっくり楽しみたい街並みと言えます。

ドゥブロブニク旧市街 バニエ・ビーチで撮影

旧市街の東には、バニエ・ビーチが広がり、リゾートとして楽しむことも可能です。ここから撮影する旧市街の風景は、ドゥブロブニクのイメージ通りの1枚となることでしょう。

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